バーチカルウエルポイント工法



最深部 GL- 9m
掘削現場でのバーチカルウエルポイント
2段工法採用例

立坑掘削用

 従来、下水道管敷設工事等に於ける推進堅坑等で掘削深さが7〜8m以上であり、地層が透水層の場合は、周囲に鋼矢板の土留を施し、矢板セクションよりの漏水防止に周囲に薬液を注入し、底部地盤を固化改良するか、または周囲にディープウエルを設置し、地下水位を低下させるかの工法でボイリングやヒービングを防止して工事を施工している。

 地下水位低下工法では、ウエルポイント工法が最も経済的で確実な方法であるが、本工法では5mが限度であり、掘削がそれ以上のものは更に下段にウエルポイントを設置しなければならない。
 この為、堅坑等ではポンプなどを下段におろすスペースが取れない為、6m以上の掘削ではウエルポイントが採用されることは殆ど皆無であった。

今般開発した工法では、従来のウエルポイント工法の利点を損なわず、揚水(ヒューガル)ポンプをセパレータータンクと一体化し、従来より遥かにコンパクトに設計した専用ポンプ(バーチカルヒューガルポンプ)を使用し、ポンプスペースを小さくし、ヘッダーパイプ標準規格を、内径4吋、長さ2m、コンパクトコックピッチ0.4mと小型化して数メートル下段にウエルポイント装置を設置可能としたものである。



 副次的メリット

ディープウエルはウエルポイント工に比し、水位低下高が大幅に大きく、又、低下水位のコントロールができない為、過大な水位低下の為、周辺の地盤沈下事故が多い。
ウエルポイント工は根切り深さまでの計画的な水位低下が可能であるから、周辺の水位低下が小さく、影響を最小限とすることが可能である。


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